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由緒・沿革 |
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天正15年(1587年)、安土桃山時代に常円寺は開山されました。
開基大波氏は、和歌山県栗原より出て栗原氏となり、のち安積氏、信夫氏を名乗って信夫文知摺城に居し、大波城に移って大波氏となり、さらに山口城を築いて、宮城県登米郡・養雲寺2世鶴庵全賀を開山禅師に迎え、菩提寺常円寺を建立しました。(現在、養雲寺は曹洞宗を出て単立の宗教法人になったため、養雲寺の本寺である須賀川市の長禄寺を本寺としています)
歴代の住職の中でも、6世月泉禅師は「信達一統誌」に智道兼備の高僧として記載があり、ひたすら坐禅する曹洞宗のなかに大衆の安心を導き入れる法を求めて、桑折の無能上人に兄事し、「念仏禅」の論議を中央に起こしました。このことは、「往生記」の中にも珍重して述べられています。
また、14世琢禅和尚は稀代の名僧・大本山永平寺の森田悟由禅師を拝請し大授戒会を修行し、16世光寿和尚は大本山永平寺の丹羽廉芳禅師を拝請して大授戒会を修行しました。
現在、福島市内各地の青少年研修会を積極的に受け入れ、かつての寺子屋や日曜学校のように子供たちの学びの場となっています。
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境内のご案内 |
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客殿 |
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